パリ・ファッションショー
イベントについて
ニューヨークに続き、次はパリへ――
ESCADAは、新たなグローバル デザインディレクター ナイアル・スローンを迎え、ブランドのコードを再解釈しながら世界を旅しています。今回ESCADAは、パリ・ファッションウィークにて、2019/20年秋冬コレクションの3つのプレゼンテーションを披露しました。
新コレクションのミューズは、オーストリア系アメリカ人女優のヘディ・ラマー。かつて「世界で最も美しい女性」と称され、グスタフ・マチャティ監督の『Ecstasy』では映画史上初めてオーガズムをスクリーンに映し出しました。しかし夜になると、ナチス政権と戦う連合国を支援するための技術研究に没頭していたのです。
彼女が開発した周波数ホッピングの技術は戦時中に使用されることはありませんでしたが、現代の私たちが日常的に使うWifiやBluetoothの基礎となっています。
スローンは、この魅力的な女性のスタイルを新たなコレクションに投影しました。煌めくスパンコールや1930年代のシルエット、グラフィックプリント、刺繍のイブニングウェア。さらにプリーツスカートや、数学的な方程式とレースで装飾されたジャージードレスなど、ヘディ・ラマーの二面性をテキスタイルで表現しています。フェミニニティと確固たる独立心を併せ持つラマーは、まさに現代のESCADAの顧客が持つ複雑さを象徴しています。
「ヘディの魅力は、グラマーと知性という二つの側面がひとりの女性に同居しているところにあります。知的な女性が美しく、華やかであることに、なぜ驚く必要があるでしょう? 彼女が自分らしくいられる場所があれば、さらにどれだけのことを成し遂げていたか想像もつきません。」と、スローンは語っています。
必要に応じて、さらにトーン調整や追加の解説なども承りますのでお知らせください!